那覇ハーリーに行ってきた

那覇ハーリー2日目に開催される乗船体験の見学をしてきました。
大人気でたくさんの人が乗船していました!

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そもそもハーリーって何??

航海の安全や豊漁祈願を爬龍船やサバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う伝統行事。
5月5日が「御願バーリー・本バーリ」なので、迫力満点の競漕を見ることができます。

那覇ハーリー以外にも各地でハーリーが行われていますが「那覇ハーリー」は最大規模なんだそうです!
もうひとつ、「糸満ハーレー」も有名ですが開催日が違います。

那覇ハーリーはゴールデンウィーク期間中の5月3・4・5日に。
糸満ハーレーは、昔ながらの伝統を守って旧暦の5月4日に行われています。
今年は6月21日です。

しかも!平日に旧暦に5月4日があたった場合、子どもたちは学校がお休みになるんです。
昔はそれがとても羨ましかった・・・

ハーリーの起源

今から、600年前の琉球王朝時代に中国から伝来したと言われている。

紀元前の中国、楚の時代、屈原(くつげん)という詩人であり、有能な政治家がいました。

高い政治能力を活かして楚の国王の側近として働き、国王からも国民からも敬愛されていましたが、
他の重臣たちから妬まれるようになり、王の側近から外されてしまいました。

その後楚は、秦との戦で大敗し新しい王と仲が良くなかったため屈原を江南へ左遷しました。

楚の将来を悲観した屈原は
「魚の腹に葬らるるとも 何ぞ俗々の身を以て 世の俗塵に染まらん」
(濁世に生きるより、魚の腹中に葬られるほうが潔い)

という遺書を残し、川へ身投げしました。

屈原を慕う民達は「魚が屈原を傷つけないように」と太鼓やドラを使って魚を近づけさせないように
しながら、屈原を探しましたが残念ながら見つかりませんでした。
それが5月5日のことだったと言われているそうです。

その後、屈原を偲んだ民が龍船競漕を行うようになり、これが中国でのドラゴンボートの始まりだと
されています。

琉球(沖縄)に伝わったのは・・

沖縄に爬龍船が伝わったのは諸説あると言われています。

・14世紀に中国に留学した学生が現地で見た爬龍船競漕を琉球に伝えた。
・琉球の使者として中国に行った際、感動して王府に伝えた。
・中国から沖縄に定住した「久米三十六姓」が奏平を祝うため爬龍船を作った。

ハーリーは琉球の国家安泰を願う一大行事となりました。

来年の体験乗船に参加してみて!

今回、コロナ禍で4年ぶりの那覇ハーリー開催でした。
3日は那覇市内の子供達がハーリー競漕に参加していました。
体験は4日だけの開催なのでハーリーに乗船してみたい方は、是非来年参加してみてください!

参加条件はそんなに厳しくありませんでしたよ!
英語・中国語での案内もありました。

久しぶりに開催された那覇ハーリーですが、お祭りの雰囲気は今までと同じで会場内もそんなに広くないので
くるくる見て回るのも楽しいです。
おすすめのキッチンカーを最後にご紹介します。

数あるキッチンカーの中でもおしゃれで、デカく!目立ちます。
普段は、米軍基地内で営業しているそうです。
試しにひとつ買って食べてみました!スペアリブをほぐした「ポークオーバーライス」

お肉も柔らかくてとても美味しかったです。
スペアリブも買えばよかったと後悔・・オススメなので食べてみてください😆

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この記事を書いた人

沖縄から飛行機に乗って出かけることが趣味。
マイルを貯めたり、格安情報探して旅しています。
3度どころか4度目のブログ・・・これまでのブログは消えてしまったけど
長く続けていきたいと思っています、

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